お中元の始まりとこれからについて

毎年夏になるとやってくるのが、お中元の季節です。毎年の慣習としてなんとなく覚えているけれど、そもそもお中元とは何なのか?皆さん考えた事はあるでしょうか。実はお中元とはジュースやビールを贈るだけの日ではなく、そもそもは祖霊供養の日だったのです。日本には中国の文化として流入したもので、道教や仏教の祖霊供養の年中行事の日がその名もズバリ中元。

日は旧暦の7月15日とされました。かつては日本国内でも祖先を悼む日としていましたが、それが日頃お世話になっている人へ供養の際のお供物を配る日になりました。更に江戸時代にはもっとラフになり、お世話になっている人へただ感謝の品を配る日に変化します。こうなっては祖先の姿は跡形もありません。

現在の親族間の贈り合いはお供物時代の名残で、企業間のそれは商魂たくましい江戸の商人達の文化を感じます。ともあれいくらかの変化を越えて現在の形に落ち着いたお中元ですが、毎年の事ともなると負担は非常に大きく家庭間のやり取りは徐々に失われて来ています。考えるのも送付の準備も、金銭的な負担も大きいですから当然かも知れません。時代にそぐわない文化は、自然と消えていくものです。

ですが少し勿体無い様にも思うのです。お世話になった人へ感謝の気持ちを形にして届けたいという思いは、なんとも義理と人情に溢れ心を暖かくしてくれます。小さな島国だからこそ生まれた人と人との結びつきの絆は、こういった文化にその極意が秘められているのではないでしょうか。お中元のことならこちら

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